商取引を記録し、正確な利益を算出するため・税額を計算するための会計を企業会計や税務会計とよびます。
一方、管理会計とは、
企業会計に、自社の経営に活用するため情報を付けくわえた社内向けの会計とされています。
A・B・Cの3つの商品を製造・販売しているアオイ商事の損益をみてみましょう。
左の企業会計・税務会計の図をみると、全体の営業利益はトントンです。
そこで、アオイ商事の社長は、なんとか黒字化をしたいと考えました。
しかし、この情報だけでは、商品A・B・Cのうち、どれに投資し、どの経費を見直せばいいのかわかりません。
そこで重要となるのが、管理会計です。
管理会計を導入し、商品ごとの売上や利益を出してみると、右の管理会計の図のようになりました。
これをみると、商品Bは原価や販管費がかかりすぎており、コストの見直しが必要なようです。
一方、商品Cは売上げは小さいものの、コストがあまりかかっておらず、非常に採算がよいことがわかります。
上記の例では、商品ごとでしたが、
管理会計では店舗ごと・事業区分ごとなど、さまざまな観点からもうけの源泉を知ることができます。
つまり、あやまった経営判断をしないようにするためには、管理会計は必要不可欠💡といえるでしょう。
しかし、このような管理会計を行うためには、これまで以上の労力が必要となります。
それを経理の人数を増やさずに実現するためには、まずは経理業務を効率化することが重要です。
ぜひ効率化の先にある管理会計にも目を向けてみましょう。
株式会社
葵コンサルティング
▼名古屋オフィス
〒460-0024
愛知県名古屋市中区正木3-13-17
BPRレジデンス金山 1F
▼知多オフィス
〒478-0065
愛知県知多市新知東町
2-24-7